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よもやま話

リトアニアリネンでの失敗余話(2013)

リトアニアで60番手のリネン麻生地をオーダーした時の失敗談。25~40番手の生地を得意とする会社に、グレードの高い60番手の生地を注文したところ毛羽が多く出てしまい、製品としては使い物にならない状態でした。高級リネンのハードマンズに比べると、紡績に使うフラックス原料のグレードが違うためと推測されます。ハードマンズのリネンはその意味で非常に優れていることを実感しました。
よもやま話

ハードマンズのリネンが高品質な理由

リネンの品質は原料選びと、そこから紡績するまでのさまざまな工程で、品質の悪い繊維を取り除き、良い原料のみを使って、真面目に作ることで決まります。それによって、毛羽や光沢の仕上がりが変わってくるのでsう。
リネンを訪ねて

リネンの花咲くころ フランス・ノルマンディー2014

リネンの花を求めて、2014年6月フランス・ノルマンディー地方を訪れました。1年に一週間しか咲かないというリネンの花の開花時期です。すごくきれいで可憐な花でした
よもやま話

リネン混とリネン100%の本質的な違いとは?

麻50%綿50%の糸があったとします。綿100%の素材を100の価格として、麻100%の素材を300の価格とします。それでは麻50%綿50%の糸は(100+300)÷2=200でしょうか?麻100%は品質の良い原料が必要ですが、綿などと混紡するのであれば、低品質の麻の原料を使うことができるのです。
よもやま話

厚手のリネン生地を使った本麻クール敷パッド

夏の快適な睡眠を提供する眠りのプロショップSawadaオリジナルの本麻敷パッドや枕パッドです。あまり出回ることの少ない、25番手・14番手・8番手などの太番手の糸を使い厚手に織り上げたリネン麻生地を使った敷パッドや枕パッドを提供しています。中わたも600g以上と通常多い400gよりは1.5倍の多いラミー麻の麻わたを使っています。特に発汗が多い男性にはおすすめです。
よもやま話

ヘンプ60番手のカバーの試作をはじめました

ヘンプ(大麻)の60番手の平織生地を手に入れましたので、カバーの試作を始めました。コスト的には少し高いのですが、中空糸であるヘンプの良さがどのようになるのかが楽しみです。
よもやま話

Masters of Linen について

ヨーロッパのリネンメーカーの表記にMasters of Linenというマークを付けていることがあります。ヨーロッパ産の原料を使い、ヨーロッパで紡績し、ヨーロッパで製織した生地に与えられます。純ヨーロッパ産に与えられるものです。
よもやま話

リネン産地の表記について アイリッシュリネンとは?

アイリッシュリネン、ベルギーリネン、イタリアリネン、フレンチリネン、リトアニアリネン、国産リネン等々リネンの産地表記にはさまざまな方法があって混乱しているのも事実です。今日アイリッシュリネンというブランド名として、リネンのロールスロイスといわれた、ハードマンズ社のライセンスで作られた60番手以上の高品質のリネン糸を使った生地に眠りのプロショップSawadaは使っています。
よもやま話

2021年の本麻掛ふとん、本麻敷パッド(特価品含む)

眠りのプロショップSawadaの本麻クール掛ふとんや本麻クール敷パッドは、生地を当社が調達して、地元近江の麻加工工場で仕上げた、工場直送の地産地消型オリジナル品です。価格も大手メーカー品に比べて、安く抑えています。
よもやま話

なぜ麻は日本の夏に適した素材なのか?

麻は熱伝導性が高く、熱がこもりにくい性質があります。加えて吸湿発散性が良いために、表面がべとつかずさらっとしています。汗を発散する際には気化熱を奪うために蒸し暑い日本の夏には最も快適な素材といえます。
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